今朝、夢のような感覚で目が覚めました。仕事へ向かう準備をしていました。私の仕事場は、まさに私の居場所であり、そこに所属していることを実感できる場所です。この大切な居場所へ行ける思いを、一瞬一瞬、噛みしめながらゆっくりと身支度を整えていました。やっと恐れることなく外出できるのです。数秒おきに上空に飛行機が飛んでいるかいないかを確認する必要もなく、突然の轟音に心臓が止まりそうな時もないのです。
家を出て、足取りは軽やかでした。まるで大地そのものが、喜んでいるかのように感じました。しばらくぶりに恐怖の思いが全くないときとなりました。迫りくるミサイルも、空を引き裂く爆発も、悪い知らせの電話もありませんでした。今日、長く寒い夜明け後の温もり、そして長い間、死に体であった後の生を受け安全が確保されていることを感じる時でもありました。
通りを歩きながら、私は生命そのものを吸い込むように深呼吸しました。すべてが異なって見えました。崩れた壁さえ微笑んでいるように見えて、わずかに残った木々は枝を揺らし、まるで私と共にこの静けさを祝っているかのように感じたのです。通りは薄暗く、柔らかな灰色の雲に覆われていました。冬が顔をのぞかせ始めた季節の到来です。私が最も愛する季節で初雨の匂いが空気に満ち、冬が恐怖ではなく喜びをもたらすあの頃、ガザの戦闘の意味を知る前の幼い記憶を蘇らせました。
しかしその時、今もテントで暮らす人々のことを考えると、胸に残ることがあります。迫りくる寒さをどう耐え忍ぶのでしょうか?あの脆いテントが、激しい雨や刺すような風から彼らをどうやって守れるのでしょうか?小さな手が寒さで震える子どもたちの顔、祈ることしかできない無力な母親たちの子どもたちを痛む心に思いを廻らしました。二年に及ぶ戦闘は、彼らに破れたテントと辛い記憶だけを残しました。他者が苦しんでいる以上、自分の安全が守られていても、完全な安全とは言えないと思います。
平和が一時的なものでないことを心から願います。かつて恐怖に怯えていたすべての人々の安全が守られ、自分たちの権利が夢ではないことを願います。私はゆっくりと歩きながら灰色の空を見上げ、「神様、ガザにどうかこの平穏が永遠に続き、二度と恐怖に陥ることがありませんように」とつぶやきました。
