その日は、精神的な疲れが多い一日でした。思考が重くのしかかり、何ごとにも集中できない自分がいました。厳しい状況の中で解決させることができなかった多くの課題が積み重なり、私の心の負担となっていました。しかし、これまでの人生で起きたすべての困難な状況を乗り越え、目の前にあるテントでの生活と、すべての試練に立ち向かう静けさと沈黙のひとときがありました。その中で、私は立ち上がることを決意しました。
私はテントの前に座っていましたが、無力感が心を支配するように、重たいものが胸にのしかかってくるのを感じました。勉強をする気にもなれず、何もしたくありませんでした。憂鬱が私を包み込み、テントを見るたびに、今抱えているすべての苦しみが思い出されました。もう一日も耐える力がないように思えました。しかし、私は心の中の壁や障害を打ち破ることを決意しました。仕事と勉強を改めて始め、どんな状況でも決意を貫こうと誓ったのです。
テントは目の前にあり続けますが、もはやそれは私の前進を阻む障壁ではありませんでした。感じていた痛みは、もはや私を支配することはできず、自分自身でそれを乗り越えたのです。私は献身と決意を持ってその障壁に取り組み、その日のうちに、長い間溜まっていた多くの仕事をやり遂げることができました。そのとき、自分に負けないように、障壁を乗り越えようとする力を感じ、内なる新たな力を実感したのです。
その日、私は重要な教訓を得ました。強い意志は、疲れ果てた気持ちや絶望を生きることの成果と前につながる一歩へと変えることができるということです。それがどれほど大きく、困難に思える試練であっても、決意と忍耐が伴えば必ず乗り越えられると思いました。
あの日は、私の人生の転機となりました。強さとは困難がない所から生まれるのではなく、困難な状況に立ち向かい、そこを克服しようとする力の中にあるのだということに気がついた日でした。
