朝は息がつまるほど苦しく、太陽がまるで私を罰するかのように顔に照りつけてきます。どうすることもできない無力感が、心を少しずつ弱くさせるのです。電気もなく、インターネットもなく、勉強も、仕事も、そして唯一の支えである「書くこと」さえできません。私は灼けつく陽光の中に座り込み、何もない空間を見つめながら、どこへ行けばいいのかわからなくなりました。私のいる場所は、すべてから遠く離れています。
インターネットがつながる場所からも、電気がある場所からも遠く、交通手段はほとんどありません。その上、「外へ出るな。砲撃は無差別に行われる。死は、あらゆる角に潜んでいるのだから。」の父の警告がいつも耳に残っています。
私は落ち込みながらも、「私は強い、大丈夫だ」と自分に言い聞かせていました。
しかし、心の奥では少しずつ自信を無くしていく自分を感じていました。その時、重たい沈黙を破るように、妹の声が響きました。「インターネットがつながったよ。今日なら仕事ができるよ。」
それはまるで、真っ暗闇の中に一本のたいまつが灯されたようでした。私は一瞬も待てず、すぐに立ち上がりました。ノートパソコンをつかみ、それが唯一の「武器」であるかのように抱え、力を振り絞ってかすかな日陰の下に座りました。画面が光を放ったその瞬間、息を吹き返したように、命が戻ってくるのを感じました。
テントは私の前に立ちふさがり、まるでこれまでの努力をあざ笑うかのように私を見返しています。そして、その中に座るたびに心は折られ、力を奪われ、この戦闘の前で自分がどれほど小さい存在かを思い知らされるようです。私はテント生活が大嫌いです。しかし、今日だけは違いました。燃えるような太陽の下で外に座り、ノートパソコンを開き、勉強し、文章を書き、仕事を始めることができました。テント生活に逆らい、この現実に逆らうためにも私は負けませんでした。
その瞬間、私はすべてに打ち勝ったように感じました。暑さにも、停電にも、私たちを四方八方からやってくる恐怖にも、負けない自分がいました。
かつて私の挫折の象徴だったテント生活のことさえも、今日、私は乗り越えた感じがしました。私の後ろにあるこのテントは、ただの役に立たない布切れに過ぎません。しかし、私はその向こうに、戦闘が閉ざすことのできない世界への窓を切り開いたのです。
本当の強さとは、状況が変わるのを待つことではなく、たとえそれが小さな変化であっても自分で変化を生み出すことだということに気づきました。
そして今日、砲撃の音の中、すべてを失った暗闇の中で、私は自分のために小さな光を生み出すことが出来ました。そしてその光を決して誰にも消させないと、心に誓いました。
